豪雨直撃山形・宮城 2

2日目 7月17日(土) 前編
岩切支線に寄ってから山形へ

2日目前編 乗車列車一覧
乗車駅 発車時刻 下車駅 到着時刻 列車 経由路線 車両形式*両数 備考 写真
桜木町 8:2? 横浜 8:27 ? 根岸線 209-900*10
横浜 8:35 東京 9:03 普通 772M 東海道本線 113*15 なし
東京 9:20 仙台 11:22 MAXやまびこ185号 東北新幹線 E4*8
+つばさ
福島まで「つばさ」と併結
仙台 11:40 岩切 11:49 普通 531M 東北本線 719*4
岩切 11:54 利府 12:00 普通 4435M 東北本線利府支線 701*2 ワンマン
利府 12:06 岩切 12:13 普通 4430M 東北本線利府支線 701*2 ワンマン
上記列車の折り返し
岩切 12:22 仙台 12:33 普通 530M 東北本線 701*6 なし

新幹線で仙台へ

桜木町のホテルを出発し、桜木町駅から3連休パスを使用開始。まずは根岸線で横浜へと出る。東京に早く着くため東海道線に乗り換えて東京を目指す。

東京駅に着いたのは9時過ぎ。本当はもう少し早く出発したかったが、前日の疲れもあってこのような時間になってしまった。東京からは新幹線で仙台へと移動。始発列車なので貴重な4回分の指定は使わないで自由席で行くことにした。空いている列車がよかったので福島まで「つばさ」と併結となるMAXやまびこを選択。東京発車時は70%くらいの乗車率だったが、上野と大宮でかなり乗車があり立ち客が出る状況であった。比較的空いていそうなこの列車でもこの乗車率なのだから、速達のやまびこはさらに混雑するのだろうか。

つばさを切り離す福島駅で8割ほどが下車。ガラガラになってしまった。この列車の利用者のほとんどは福島が目的地だったようだ。仙台まで乗車する人は予想通りかなり少ない。

岩切支線

近年新しく建て替えられたと思われる利府駅駅舎。 利府駅駅前風景。
利府駅の線路終端からホームを見る。 途切れた線路の先に機関車が並べられていた。

とりあえず東北本線の利府支線に乗るため岩切へと移動。あまり数が多くないと思っていた719系でしかも空いていたのは運が良かった。岩切から利府までは701系2両のワンマン。田舎の岩切駅で乗り換えなければならないのは面倒で、仙台まで直通して欲しいところである。同じように乗り換えた人はかなりいて良い感じに席は埋まっていた。

岩切を出るとすぐに新幹線の車両基地の脇を走る。反対側は一面の田んぼで、途中の新利府は車両基地に通う人以外利用者はなさそうな駅だった。その先も終点の利府までほぼ全線車両基地の脇を走っていた。

この路線は元は青森まで続く路線の一部であったのだが、大幅な経路変更によって利府より先が廃止され、盲腸線となったものである。利府駅は元は大きな駅であった痕跡が見られたが、今は2面2線の設備に縮小されていた。途切れた線路の先には交流電気機関車が並べられていて、そばまで行ってみたかったが折り返し時間と大雨のために叶わなかった。利府がかなり大きな街であったためにここまでは線路が残ったのだろうと思っていたが、駅前はかなり田舎の風景であった。それでも利用者は多いのがちょっと不思議である。

天候は大雨で隣の車両基地ですらかすんでしまう状態であったが、この時はまだ何も心配していなかった。しかしこの後この大雨のせいで今回の予定は完全崩壊するのであった。

そのまま折り返しの列車で岩切に戻り、再び岩切で乗り換えて仙台へと戻る。


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