乗車駅 | 発車時刻 | 下車駅 | 到着時刻 | 列車 | 経由路線 | 車両形式*両数 | 備考 | 写真 |
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徳島 | 8:21 | 宇多津 | 9:45 | 特急 「うずしお4号」 | 高徳線 予讃線 |
2000*3 | 宇多津で南風と連結 | |
宇多津 | 10:04 | 松山 | 12:07 | 特急 「しおかぜ5号」 | 予讃線 | 8000*8 | 宇多津で松山からの3両と岡山からの5両を連結 |
特急三昧の出発駅となった徳島駅。 | 最初の列車は2000系。振り子式気動車の先駆けとなった車両である。 |
到着した宇多津駅ホームから瀬戸大橋方向を見る。 | 南風を後ろに連結し、堂々8両編成となった「うずしお」。(宇多津駅) |
この日からいよいよバースデイ切符の使用を開始。有効期間の3日間で四国のJR、第3セクターをすべて乗りつぶす予定である。
本当は日の出と共に行動開始が私の原則で、この日も普通列車で鳴門まで往復してから「うずしお4号」に乗る予定をしていた。だが、いきなり寝坊して鳴門まで往復する時間が無くなってしまった。徳島にはまた戻ってくるので鳴門線はその際に乗ることとして「うずしお4号」で出発することになった。
「うずしお4号」の乗車率は指定席は20%くらい。なぜか進行方向左側のAB席ばかりが埋まっている。なぜこんな偏った発売方法をとるのだろう。グリーン車乗り放題の切符なのにグリーン車を連結していないのが残念。
この「うずしお」は岡山行きのため、高松でスイッチバックしてさらに先へと進む。乗り継ぐ先の「しおかぜ」は高松発の車両もあるが、グリーン車は岡山発なので岡山からの車両に乗りたいので私も宇多津まで乗車する。進行方向が変わるが、どうせ宇多津でまた進行方向が変わるためか誰も座席の向きは変えなかった。
ほとんどの列車が止まる坂出をスピードを落として通過し、宇多津の三角線を通って宇多津駅に到着。列車はここで南風と連結して岡山を目指すが、私はここで下車。すぐに高知からの「南風」が到着し、連結作業が行われる。堂々の8両編成となった列車はエンジン音を響かせて瀬戸大橋へと上っていった。
宇多津駅に進入してくる岡山からの「しおかぜ」。前に高松からの編成をつなぐために貫通可能な先頭車になっている。 | 海沿いを快調に飛ばす。伊予寒川〜赤星。 |
グリーン車の車内。 | 終点松山駅では宇和島行き「宇和海」と同じホームに到着。 |
「うずしお・南風」が去っていくとすぐに、高松からの「しおかぜ」が到着。これから乗る列車の併結相手となる高松発の編成である。その列車がホームに入ってくる頃に岡山からの編成も姿を見せたが、到着が早すぎたのか駅の手前でしばらく停止していて、その後ゆっくりとホームに入ってきた。私は最後尾のグリーン車に乗り込む。
「しおかぜ」は8両編成だったが、各駅のホームも8両分のようでホームギリギリの位置に停車する。グリーン車の乗車率は70%ほどで、かなり良い乗車率だった。ほとんどがビジネスマン風の人たちである。列車は最高速度140キロだと思ったが、どの区間でその速度が出ているのかはよく分からなかった。海沿いを走るが、短いトンネルやカーブも多かった。
終点松山では宇和島行きの「宇和海」の停車している同じホームに到着。駅舎に面したホームのため、下車客にも便利だし乗り継ぎ客にも配慮されていて考えられていると思った。しかし、「しおかぜ」は8両もつないでいるため、最後尾のグリーン車から乗り換えようとするとかなり歩かされる。ホームが少ないための苦肉の策という気もする。