関東・会津・房総紀行 年始編 2

2日目 1月11日(日) 前編
烏山線と日光線

2日目前編 乗車列車一覧
乗車駅 発車時刻 下車駅 到着時刻 列車 経由路線 車両形式*両数 備考 写真
宇都宮 7:15 宝積寺 7:25 普通 727M 東北本線 E231-8000*4
宝積寺 7:28 烏山 8:04 普通 325D 烏山線 キハ40*2
烏山 8:23 宇都宮 9:19 普通 328D 烏山線
東北本線
キハ40*2 上記列車の折り返し
宇都宮 9:58 日光 10:42 普通 835M 日光線 105*2

烏山線

烏山線沿線風景。 烏山駅駅舎。
烏山駅駅前広場。JRバスの営業所があった。 烏山駅駅前風景。
車止め方向から烏山駅構内を見る。 烏山駅から車止め方向に歩いたところ。かなり遠くまで線路が続いている。
車止めの先も線路用地だったと思われる土地が続いていた。 烏山線の気動車のドア横にはイラストが描かれ、サボ(側面の行き先表示板)もイラスト入りのものだった。

冬の時期なので日の出は遅いだろうと考え、宇都宮を7時過ぎに出発することにした。しかし実際は6時30分にはすでに明るくなり始めていたので、始発で烏山に行けば良かったかもしれないと思った。

宝積寺までは新車E231系に乗り、田んぼの中にある駅、宝積寺で烏山線の気動車に乗り換える。烏山線沿線はやや起伏のあるあれた地形が続いていた。住宅は少なく、宇都宮への通勤圏といえるのかどうか微妙なところである。通勤時間帯でも列車本数は少なく、このあたりでは車利用がほとんどなのだと思われた。烏山行きはやはり乗客はまばらだった。

烏山駅は2面2線の配線だったが駅舎に接するホームしか使っていないようだ。車止め方向でも線路がつながっていて機関車の付け替えができるようになっていた。団体列車などの乗り入れに備えて残されているのだろう。ホームもかなり長い。駅員も配置されていた。駅前にはJRバスの車庫があった。

折り返しまでに時間があったので車止め方向へ歩いてみたのだが、線路がとぎれるまでにかなり距離がある。線路がとぎれたあともしばらく明らかに線路跡だろうと思われる土地が続いている。もしかして以前はさらに先まで線路が延びていたのかと思ったが、そんな情報は見つけられなかった。

折り返しの宇都宮行きは朝宇都宮方面に出るにはちょうど良い時間帯ということもあって、席がちょうど埋まるくらいの混雑だった。

混雑していた日光線

日光駅ホーム。団体臨時列車のために長いホームがいつでも使用可能な状態。 JR日光駅駅舎。

宇都宮に戻り、次は日光線に乗る。ちょうど列車が出たあとだったために待ち時間が40分ほどあり、退屈してしまったが、列車が早めに入線してくれたので寒い中ホームで待つ必要がなく有り難かった。

車内はロングシートで発車直前に多くの客が乗ってきて立ち客も出る盛況だった。休日なので日光に観光に行く客が多いのだろう。緩行路線の性格が強いだろうから休日ダイヤを設定して増結や増発をすべきと思う。

列車はほとんど田んぼばかりの場所を走る。駅間距離はかなり長く、駅数の割に時間がかかる感じがした。ほとんどすべての駅に列車交換設備があるようで、増発余力はかなりありそう。臨時列車の設定も多いため設備に余裕を持たせてあるのだろう。終点日光駅も2面3線の長いホームがあった。


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