乗車駅 | 発車時刻 | 下車駅 | 到着時刻 | 列車 | 経由路線 | 車両形式*両数 | 備考 | 写真 |
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能代 | 5:54 | 岩館 | 6:33 | 普通 221D | 五能線 | キハ40+キハ48+キハ40系列*3 | 後3両締め切り回送 | |
岩館 | 6:48 | 深浦 | 7:43 | 普通 521D | 五能線 | キハ40+キハ48 | ||
深浦 | 7:46 | 鰺ヶ沢 | 8:42 | 普通 523D | 五能線 | キハ40+キハ48 | 上記列車の直通 | なし |
鰺ヶ沢 | 9:00 | 川部 | 10:03 | 普通 827D | 五能線 | キハ40+キハ48+キハ40 | 上記列車の増結直通 | なし |
川辺 | 10:05 | 青森 | 10:42 | 普通 641M | 奥羽本線 | 701*3 |
岩館手前。海が見えてきた。 | 岩館駅は小さな駅舎の田舎駅。 |
この日は当初「リゾートしらかみ」に乗る予定にしていたが指定がとれなかったので予定を変更して始発列車で出発。天気はあいにく土砂降りの雨で日本海を楽しむことはできなさそう。
能代駅にやってきた列車はなんと5両もつないでいる。後ろ3両は締め切り回送扱いで乗車できなかったが前2両も当然がらがら。この列車は少し山を登って海が見えてきたところにあった岩館が終着で乗り換えなければならない。その岩館では(締め切り扱いだった)一番後ろの車両から降りろとの案内。乗り換え先列車の停車している隣のホームに行くにはホームの一番後ろの通路を渡る必要があるからだったが、それなら最初から後ろの車両に乗せてほしいところである。この駅は小さな駅舎があるだけの単なる交換駅。ホームは2両分しかなかった(交換有効長は6両分)。この駅が目的地の乗客は1人もいなかったのになぜこんな駅を終着にするのか疑問に思えてくる。
十二湖〜陸奥岩崎。海は穏やかだった。 | 深浦駅に災害復旧用の資材が置かれていた。五能線は考えただけでも災害が多くて保守が大変そう。 |
深浦〜広戸。民家がほとんどみられない。 | 五所川原駅駅舎。 |
2両編成の列車に乗り換えて海沿いを先へ進む。元は5Kmごとくらいに交換設備があったようだが今ではかなりの駅が交換不能になり交換駅間隔は20Kmくらいになっていた。
深浦は思いの外大きな町だった。海沿いに住宅が並んでいて線路を通す場所がなかったようで山側をトンネルで迂回していた。駅には転車台が残っていた。
深浦で列車番号が変わり、別列車扱いとなるがそのまま乗ってきた車両が直通。深浦から先は地形も険しくなり防波堤のすぐわきを走るような場面も出てくる。冬にくれば荒れた日本海が間近で拝めそう。途中監視カメラと慰霊碑がみられた。昔路盤が流されてSLが海に転落した事故があったと本で読んだことがあるが、その現場だったのだろう。
鰺ヶ沢でも再び列車番号が変わるがそのまま同じ車両が直通。このあたりで海とはお別れし内陸部へと入っていく。
五所川原では津軽鉄道の車両がたくさん止まっていたが、ラッセル車、客車、ディーゼル車などいろいろな種類の車両があり興味が引かれた。津軽鉄道は第3セクターではない純粋な地方私鉄なので当面の乗りつぶし対象ではないが今度来る機会があれば是非乗ってみたいと思った。
五所川原からはかなり乗客が増えてきた。時間帯が良いこともあるだろうが、元々利用の多い区間でもありそうだ。
川辺からは普通列車で青森へと向かう。車内はわりと混んでいた。こういう短距離利用で混雑しているときはロングシートでありがたいと思う。青森に近づくにつれてさらに混んできた。
途中交換待ちで対向列車の「かもしか」が遅れてきて6分遅れになってしまった。次に乗る「スーパー白鳥」への乗り継ぎ時間が13分だったのであまり遅れられると困ったことになると思ったが、新型電車の性能を生かして回復運転をし、青森には2分遅れで到着。余裕で乗り継ぐことができた。