五新線調査 2

2日目 8月8日(木)
五新線調査、和歌山線、紀勢本線和歌山市支線、阪和線、JR東西線など

2日目乗車列車一覧
乗車駅 下車駅 乗車駅
発車時刻
下車駅
到着時刻
列車番号 種別 愛称 経由路線 車両形式*両数 備考 写真
橋本 和歌山 12:30 13:33 453T 普通   和歌山線 105*4 ワンマン
和歌山 和歌山市 13:42 13:48 243M 普通   紀勢本線 105*2 ワンマン
和歌山市 和歌山 14:07 14:13 242M 普通   紀勢本線 105*2 ワンマン 上記車両の折り返し
和歌山 天王寺 14:39 15:40 4552H 紀州路快速   阪和線 223*3
+ 223*5(日根野〜)
 
天王寺 京橋 15:57 16:10 2561E 普通   大阪環状線 103*8  
京橋 尼崎 16:18 16:35 4561C 普通   JR東西線 207-1000*7  
尼崎 米原 16:53 18:20 3636M 新快速   東海道本線 223-1000*8   なし
米原 名古屋 18:28 19:33 2254F 新快速   東海道本線 313*4   なし

五新線調査

この日はまず五新線の調査である。五新線は五条と新宮を結ぶ路線と言うことで名づけられたのだが、紀伊山地を貫く山岳路線であり、需要もあまり見込めないと言うことで途中で建設中止になっている。五条から城戸まではJRバス専用道として活用されているが、路盤は猿谷貯水池脇の阪本までほぼ完成していた。

大塔村で車中泊した関係上阪本から五条に向かって調査をすることに決める。ここまで来たのだから十津川村まで行ってみたいという思いを振り払って調査開始。なお、JRバスは9月限りで廃止となり、10月からは奈良交通に移管されるようだ。路盤は地元に譲渡され、引き続きバスの運行は続くようだが、JRバスでなくなったことで鉄道からより遠くなった感じがする。調査について詳しくは廃線跡調査のページに書いたのでそちらを見てもらおう。

和歌山線完乗、和歌山市への支線

和歌山市駅の様子。左に見切れているのがJR105系。他の部分は完全に南海の駅。

廃線跡調査を終え、橋本駅に戻ったのは12時過ぎ。直接名古屋に帰るにはまだ早いし、18切符が勿体ないので12時30分の列車で和歌山に向かう。せっかくなので和歌山線を完乗しておくためである。今度の車両は105系。ちょっとローカル線らしい車両ではあるが、4両編成というところが乗客の多さを物語る。やはり和歌山線はローカル線とは言えないと実感する。

和歌山から紀州路快速で大阪に出ようと思っていたが、時刻表を見て和歌山市への枝線の存在を思い出す。せっかくの機会だから乗っておくべきだと思い、和歌山市まで往復することに。

車両は105系2両で和歌山線の車両と変わらないが、家並みを縫ってゆっくり走るところがちょっと違う。和歌山〜和歌山市の区間は元は和歌山線だったのだが、現在は紀勢本線に編入されている。でも、車両や乗客の様子などから見ると和歌山線のほうが似合っている気がする。

利用客は意外と多く、立ち客もかなりいた。僅か2駅の路線なのですぐに終点和歌山市に到着。和歌山市駅は完全に南海の駅という感じで、その端っこにJRが間借りしているという感じだった。和歌山市への路線は南海との連絡のためにあるような感じである。改札は出ないで同じ電車で和歌山まで折り返す。

乗客満載の紀州路快速

和歌山で紀州路快速に乗り換え。僅か3両という短編成に驚く。発車時点で立ち客が出る状態。日根野で関西空港からの5両をつなぐのだが、和歌山発を5両にした方がよいのではないだろうか。

日根野までの区間ははじめての乗車。以外にトンネルなどもあり、楽しめる路線という感じがした。時々ならす警笛(ミュージックホーン?)がいい感じである。

日根野で8両編成になって大阪方面へと向かう。この辺りからは更に混雑してきたのであまり楽しめなくなった。終点の京橋まで行こうかとも思っていたが、なんとなく天王寺で下車。ここから西半分が未乗車の大阪環状線で京橋へと移動。

JR東西線に乗ってから帰宅

京橋でJR東西線に乗り換え。是非乗ってみたかった路線である。駅の間隔や作り、急勾配急カーブの線路など、どう見ても地下鉄だがJRの路線というのが面白い。207系は前面展望のできる車両なので地下路線の作りを堪能することが出来た。東西線の終点、尼崎で下車する。

尼崎からは新快速で米原まで行き、新快速に乗り換えて名古屋へという定番ルートで帰宅。大垣乗り換えをしなくて良いパターンだったのは幸運だった。


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