乗車駅 | 下車駅 | 乗車駅 発車時刻 |
下車駅 到着時刻 |
種別 | 行先 | 経由路線 (乗車区間) |
車両形式*両数 | 備考 | 写真 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
明智 | みたけ 御嵩 |
10:36 | 10:42 | 普通 | 御嵩 | 広見線 | 3500*4 | ||
御嵩 | 新可児 | 10:57 | 11:12 | 普通 (犬山から急行) |
常滑 | 広見線 | 3500*4 | 上記車両の折り返し | 同上 |
可児 | 美濃太田 | 11:19 | 11:27 | 普通 | 岐阜 | JR東海 太多線 |
キハ11*2 | ワンマン | |
美濃太田 | 関 | 12:18 | 12:44 | 普通 | 北濃 | 長良川鉄道 越美南線 |
ナガラ306 (形式不明) |
ワンマン |
狭いスペースに作られている御嵩駅ホーム。 |
小規模な御嵩駅駅舎。 |
明智でホーム向かいに停車していた御嵩行きに乗り換え、御嵩に向かう。列車は4両編成のロングシート車だったが、私の乗った車両に乗客が誰もいない。一瞬列車を間違えたのかと思ってしまった。他の車両も乗客は殆ど乗っていないようだった。これではこちらも存続は危ういのではないだろうかと思ってしまう。
終点御嵩はこれまた1面1線の小さな駅。こちらはホームも狭く、側線などのスペースは最初から確保されていなかったようだ。駅舎もこぢんまりとしていたが、駅員は常駐していた。駅は町中の狭いスペースに強引に作った感じで、周りは道路などに囲まれている。
一旦改札を出て駅舎の写真を撮ると他にやることがなかったのですぐに列車に戻る。しかし今度は折り返し時間がたっぷりあって発車まで時間をもてあましてしまった。
帰りの列車も乗客は殆ど乗っていない。このような路線にロングシート車を使うのはどうかと思っていたのだが、明智に着くや高校生?の集団がどっと乗り込んできて車内はあっという間にシートがほぼ埋まる盛況ぶりになってしまった。4両もつないでいることを考えるとかなりの乗車があったことが分かる。このような時間に学生の利用があるのはやはりテスト期間だからのようだ。
新可児に到着すると高校生の多くはここで下車していく。周辺で遊んでいくと言っている声も聞こえたが、JR線に乗り換える人も多いようだ。予定ではこのまま犬山まで行って知多方面を乗り潰してから最後に竹鼻線に行こうかと思っていたのだが、予定変更して美濃町線に行くことにしてここで下車。JRに乗り換える。
新可児駅ホーム。 | 新可児駅駅舎。近代的な(味気ない)建物である。 |
JR可児駅と名鉄新可児駅はすぐとなり。乗り換えも非常に楽である。 | JR可児駅跨線橋より美濃太田方を望む。名鉄新可児駅へと入っていく列車が見える。 |
名鉄新可児駅とJR可児駅はすぐ隣だった。乗換駅であることは知っていたがここまで近いとは思わなかった。JRの切符を買って改札を入ると広いJRホームに出る。今まで狭い名鉄ホームばかりを見てきたのでJR駅の広大さに改めて規模の違いを実感する。ホームでは名鉄から乗り換えた学生が列車を待っていた。学生の利用は美濃太田方面、多治見方面それぞれ同じくらいの人数あるようだ。
しばらく待つと両方向から列車が到着。私が乗るのは2両編成の岐阜行きワンマンカー。車内は何とか座る場所がある程度でこの時間帯にしては混雑していると言えるだろう。
長良川鉄道関駅の駅舎。 | 関駅の車庫で休む長良川鉄道の車両たち。 |
ホーム脇にも車両が置かれていた。この車両はまだ使えそうだが・・・。 | 左の車両に隣接して置かれていた同型車はぼろぼろになっていた。 |
美濃太田で長良川鉄道に乗り換え、しかし長良川鉄道の時刻表を見てみると約1時間おきしか列車がない。名鉄では殆ど乗り継ぎを考えなくてもうまく乗り継げることが多かったが、他の鉄道路線ではそうはいかないことを実感させられる。美濃太田で「北アルプス」と「ひだ」の連結シーンを撮影してから関に向かおうと思っていたのだが、そんな悠長なことをしていては竹鼻線に行った頃には日が暮れてしまっている可能性があるので連結シーンの撮影をあきらめて関へ急ぐことにする。といっても次の列車の発車までは1時間近くあるのでとりあえず昼ご飯を食べようかと思ったのだが近くを歩き回っても適当な食堂がない。仕方がないので構内の売店でおにぎりを買って列車に乗り込む。
長良川鉄道の車内も学生で混雑していた。立ち客も出ていてかなりの繁盛だと思ったのだが、駅に着くたびに大量に下車していき、関より奥までの利用者は一握りに過ぎなかった。
関駅は国鉄時代の名残をとどめた比較的大規模な構内を有し、車両基地があった。また、駅の脇には廃車されたのであろう車両が3両ほど寂しく捨てられていた。解体する費用もないということなのだろうか。