乗車駅 | 下車駅 | 乗車駅 発車時刻 |
下車駅 到着時刻 |
種別 | 行先 | 経由路線 (乗車区間) |
車両形式*両数 | 備考 | 写真 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西尾 | 蒲郡 | 12:15 | 12:59 | 普通 | 蒲郡 | 西尾線 蒲郡線 |
6000*2 | ワンマン | |
蒲郡 | 吉良吉田 | 13:36 | 14:03 | 普通 | 西尾 | 蒲郡線 | 6000*2 | ワンマン | |
吉良吉田 | 碧南 | 14:05 | 14:32 | 普通 | 碧南 | 三河線 | 20*1(DC) | ワンマン |
蒲郡駅名鉄ホーム。 | 蒲郡駅名鉄ホームからJR線ホームを見下ろす。 |
蒲郡駅西口。名鉄の駅名標が出ている。 | 蒲郡駅東口。こちらはJRの駅名標。 |
西尾からは普通列車に乗り換えて吉良吉田を経て蒲郡へと向かう。最初蒲郡線は西尾〜蒲郡かと思ったが吉良吉田までは西尾線で蒲郡線は吉良吉田〜蒲郡だと分かった。しかし普通列車は西尾〜蒲郡の直通運用が基本となっている。この普通列車は2両編成のワンマン運転を行っていた。行き違い駅に入るとき、普通は左側の線路にはいると思うが右側の線路に入る駅がいくつかあった。運転席側がホームになった方がワンマン運転には便利だからかと思ったが、左側の線路に入る駅もあったのが謎である。
この路線は普通列車しか走っていないかと思ったが、1日1往復だけ特急が、また平日の朝に下り1本のみ急行が有ることが分かった。名古屋への通勤用かと思うが、どうせならもう少し設定して欲しいと思った。
海沿いを走っているはずだが海は全くと言っていいほど見えなず、ずっと山沿いを走っていた感じだった。昔は観光路線だったそうだが、あまり観光路線には見えなかった。
蒲郡の一つ手前の蒲郡競艇場前はJRの駅のすぐとなり。連絡の跨線橋も設置されていた。でもJRとの乗り換えは(新快速の停車する)蒲郡の方が明らかに便利で、実際乗り換え客はほとんど蒲郡を利用しているようだ。競艇場前からは高架化されていて、JRと並行してしばらく走ると蒲郡に到着。名鉄の蒲郡駅は1面2線の高架駅でJRとの共同使用駅だった。西口は名鉄、東口にはJRの駅名標が出ているが、JRと名鉄の間に改札はなく、どちらの改札から入ってもJR、名鉄双方のホームに行くことが出来る。
蒲郡線は全線単線だったが、一部複線用地があったところが気になった。昔複線だったのか、複線にする予定があったということなのだろうか?
吉良吉田駅より蒲郡方向を望む。 | 吉良吉田駅の構内。左が駅舎、正面が西尾線ホーム。 |
架線柱が残る線路。後方に見える駅はこのLEカー区間で唯一の行き違い可能駅である三河平坂。 | 碧南駅で休んでいたLEカー2両編成。 |
吉良吉田〜碧南は標券閉塞。信号機の下に「通票確認」の文字が見える。碧南にて | 碧南駅に停車中のLEカー。 |
蒲郡で昼食を取った後吉良吉田まで折り返す、ここから廃止対象の三河線に乗る。三河線は西中金から知立、碧南を経て吉良吉田までの路線だが、このうち両端の部分が廃止予定となっている。これから乗るのはそのうち吉良吉田〜碧南の部分である。
吉良吉田駅は西尾線と三河線のホームと駅舎とがそれぞれ三角形の1辺を形成しているような配線で、それぞれの線路が駅の外れでつながり蒲郡へと続いている。ちょっと変わった配線の駅である。
吉良吉田でLEカーの単行に乗り換え。当然ワンマン運転である。列車本数も1時間に1本で1両の車両で折り返し運転をしているようである。ホームの表示などによると2両編成の列車もあるようだ。吉良吉田を出たときには高校生がかなり乗車していた。まだ2時だったがテストか何かの日だったのかも知れない。ロングシートだったが立ち客も出ていて乗車率は70%くらいだろうか。ところが高校生はすぐに下車していき、3駅ほど過ぎると乗客は10人くらいになってしまった。
この区間は乗客が少なく、元々電化されていたものを架線を取り外してディーゼルカーでの運行になっている。ルート的には吉良吉田〜知立を西尾線の迂回ルートとして結んでいる形になっていて、今回のように西尾線が不通となったときの代替ルートとして利用できるのだが、電化区間でなくなってしまっては車両の直通が出来ないのでそういった使い方は出来なくなってしまっていて、廃止もやむを得ないと行った感じである。途中駅で交換可能なのは三河平坂だけで、他のいくつかの駅は交換設備を外した跡が見られた。架線柱はほとんどの場所で残っていて、架線が外されたのはそれほど昔ではないことが分かる。