乗車駅 | 下車駅 | 乗車駅 発車時刻 |
下車駅 到着時刻 |
列車番号 | 種別 | 愛称 | 経由路線 | 車両形式*両数 | 備考 | 写真 |
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塩狩 | 旭川 | 9:45 | 10:16 | 3322D | 快速 | なよろ4号 | 宗谷本線 | キハ40*2 | ワンマン | なし |
旭川 | 滝川 | 11:00 | 11:30 | 3010M | 特急 | スーパーホワイトアロー10号 | 函館本線 | 785*4 | なし | |
滝川 | 岩見沢 | 12:03 | 12:32 | 2010M | 特急 | ライラック10号 | 函館本線 | 781*4 | トップナンバー編成 | |
岩見沢 | 苫小牧 | 12:51 | 14:18 | 1468D | 普通 | 室蘭本線 | キハ40*2 | ワンマン | ||
苫小牧 | 南千歳 | 15:19 | 15:34 | 5009D | 特急 | スーパー北斗9号 | 室蘭本線 千歳線 |
キハ281*7 | ||
南千歳 | 新千歳空港 | 15:22 (15:37頃) |
15:26 (15:41頃) |
3936M | 快速 | エアポート146号 | 千歳線 | 721*6 | 約15分遅れ | なし |
新千歳空港 | 名古屋空港 | 16:35 | 18:10 | ANA712 | 全日空712便 | B767-200 | なし | |||
名古屋空港 | 新岐阜駅 | 18:40 | 19:50頃 | ? | 特急 | エアポートエクスプレス? | 岐阜バス 空港線? |
? |
今日はいよいよ最終日。早めにユースホステルを出て駅へ向かう。駅のノートを見てしばしの時間を潰す。ついでにノートに一言書いておいた。ユースで一緒だった人と一緒に旭川行きの普通列車に乗り込む。車端部のロングシートにしか座れなかったので景色はあまり見なかった。
旭川ではすぐに特急に乗り継ぐことも出来たのだが、早めに移動しても岩見沢からの普通列車は12:51までないので一旦駅の外に出てみた。数年前に一度下車したことのある駅だったが、そのときは夜だった。でも昼間に見てもあまり印象は変わらなかった。都心の駅ではあるがどこか風格があっていい感じの駅だと思った。
暫し駅を散策し、旭川11時ちょうど発のスーパーホワイトアロー10号に乗り込む。銀色に輝く車両だが先頭車両の前面などは虫などが付着してかなり汚くなっていた。中間車も外見はきれいとは言い難くもう少しきれいにしておいて欲しいと思った。
そのままスーパーホワイトアローで岩見沢まで行っても良かったが、それではまだ時間が余ってしまうのでなんとなく滝川で一旦下車。後続のスーパー宗谷2号に乗ろうかと一瞬思ったが、おそらく混んでいるだろうから見送ることにし、その後のライラック10号に乗る。ライラック10号は国鉄時代から使い続けている781系電車。車内のつくりも国鉄仕様という感じが出ている。まあ短距離特急だし、札幌からは快速「エアポート」として特別料金なしで乗れるようになるのだからこの程度の車両で十分だろう。
次の駅の砂川は函館本線上砂川支線が出ていた駅。上砂川支線は本線のホームと少し離れたところにホームがあったらしいのだが、そのホームへ続いていた跨線橋が残っていた。
岩見沢で下車したときにふとナンバーを見ると「クモハ781-1」!トップナンバーである。他の車両ははっきりとは言えないが、編成全体がトップナンバー編成だったように記憶している。
岩見沢からは室蘭本線の普通列車で岩見沢まで行く。室蘭本線はもともと岩見沢付近の石炭を室蘭の港まで輸送するために建設された線である。その後東室蘭〜長万部が建設されたのだが、石炭輸送の衰退とともに輸送形態が変わり、今では長万部〜苫小牧は函館本線山線に変わって道内の最重要幹線になっているが、苫小牧〜岩見沢間は定期特急も走らず、普通列車が数往復のみ(他に貨物列車も一応走っているようだ)の寂れた路線になってしまった。一部区間では複線だった部分が単線になってしまっていて、この区間が全線単線になる日も遠くないかも知れない。
岩見沢をでた列車はすぐに左にカーブして函館本線と分かれる。この辺りは単線だったと記憶している。複線だったのなら廃線跡が平行しているはずだがそれもよく分からなかったのでもしかしたらこの区間は最初から単線だったのかも知れない。
途中の駅(どこだったか忘れた)から廃線跡がはっきり分かるようになった。現在の線路は元上り線を使用していて、下り線の線路が左の車窓に見える。現在線と少し離れたところを走っている部分もある。駅構内では元下り線はレールこそ残っているが線路上に標識が立っていたりしてもう使われることはないようだ。ポイントも現在線とつながってはいなかった。ちなみにこの区間が単線になったのは崖崩れで元下り線が使えなくなり、復旧するのも面倒なので上り線を使って単線運転することになったらしい。もう複線に戻ることはないだろうと思うと寂しく思うが廃線にならないだけましなのかも知れない。栗山からは複線になった。が、すれ違う列車はほとんどない。単線でも十分まかなえることは明らかである。
追分で石勝線と交差する。立体交差だが構内に連絡線があるので互いの線路から乗り入れることも可能である。追分駅はかなりの広さがあり、周りにほとんど家のないところでこれだけの規模の駅があるのはある意味凄いと思った。また特急が頻繁に通る石勝線が単線で普通列車数往復しか通らない室蘭本線が複線なのも凄い。
追分からはずっと複線で千歳線と合流する沼ノ端まで続く。沼ノ端手前では室蘭本線を千歳線上下線が挟む形の複々線になる。しかし室蘭本線の路盤は草が生えかけている感じである。千歳線との合流は室蘭本線が千歳線側に合流する形となっていた。千歳線に行く列車はスピードを落とさずに通過できる構造で、千歳線方向がメインルートとなっている証拠である。
予定では苫小牧発14時39分の普通列車で南千歳まで行く予定だったが、駅の電光掲示板でトワイライトエクスプレスの発車が近いことを知り、トワイライトエクスプレスを見送ってからスーパー北斗で南千歳まで移動することにした。
改札前で売っていた駅弁を運良く購入出来たのでホームのベンチで昼食を取る。しかし曇っていて、風もあったためホームは寒かった。日高本線の普通列車が発車していくのを見てこの駅は日高本線の起点駅だったことを思い出した。今回乗ることが出来なかったが、この日高本線も是非乗ってみなければいけないと思う。
トワイライトエクスプレスは定刻より3分ほど遅れて到着し、すぐに発車していった。しかしこの日は前面のヘッドマークが装着されていなかった。遅れとヘッドマークなしはすこし疑問には思ったが大して気にとめなかった。
その後、やってきたスーパー北斗9号で南千歳へ移動。自由席は混雑していたので少しの区間なのでデッキに立っていくことにした。先頭車前部のデッキに立ってみるとなにやら前の方に延びる通路がある。運転席に続いているのかと思いながら通路を前に移動してみると、最前部の貫通扉に行き着き、その扉には窓があって前方を見渡せるようになっていた。そういえば何かの雑誌でこういう特等席があるが大抵先客で埋まっている、という記事を読んだことがあったのを思い出した。この日は運良く先客がいなかったのでありがたく前面展望をさせてもらった。
苫小牧を出るときにすでに少し雨が降っていたのだが、南千歳に着くころには土砂降りになっていた。そして南千歳に着くと、ダイヤが大幅に乱れている。快速「エアポート」は15分遅れでの運転になっているようで、完全に列車1本分遅れている。札幌方面から千歳空港に移動しようとしていたら大変なことになっていたかも知れないと思いながら、とりあえずホームに止まっていた新千歳空港行きで空港まで行ってしまうことにした。
南千歳から新千歳空港までは4分。ずっとトンネルの中を進む。トンネルの壁には走っている列車内から見ると絵に見えるようなライトが取り付けられていた。
新千歳空港駅は地下駅だった。ホームはかなり狭く、遅れが出ていることもあって大混雑だった。よって写真を撮るのはあきらめて早々に出発ホールに向かった。
わりと早めに空港に来たつもりだったが、インターネットで予約しておいたチケットを受け取るとすでに搭乗受付が始まっていた。おみやげを全く買っていなかったので急いで適当におみやげを買って搭乗受付を済ませ、出発ロビーに移動。ここで同じ便に乗るはずの友達を待つが搭乗が始まってもやってこない。列車が遅れていたので心配だったがすでに搭乗しているかも知れないと思って一人で搭乗した。チケットは別々に取ったので友達の席は分からなかったのだが、出発後機内でその友達を発見することが出来たので一安心。後で聞くとぎりぎり間に合ったということだった。外は大雨だったが飛行機は予定通り運行していて、名古屋にもほぼ定刻に到着した。
名古屋空港で友達と別れ、出発しようとしていた新岐阜行き特急バスに滑り込む。岐阜バスが運行している路線で、観光バスタイプの車両が使われている。1430円という料金はちょっと高めな気がするが、空港から岐阜まで直通というのはメリットが大きい。乗客は10人程度と少なかった。岐阜までは約1時間と思っていたより時間がかかった。