手宮線廃線跡調査 4

調査結果

2000年8月30日

色内〜南小樽
色内駅跡? 左写真の反対側(南小樽方向)
だんだん高くなってきた。草が生い茂り進むのも困難に。 柵に突き当たった。道路が横切っている。
道路の向こうには更に線路跡が続く。 函館本線がよってきた
函館本線と平行し始める部分。ここも柵があって上れない。 高架の函館本線脇に手宮線跡が続く。
南小樽駅手前の踏切。手前の線路は手宮線のもので使われていない。 南小樽駅手前で途切れている線路

色内駅は色内交番があったあたりと本には書いてあったがその色内交番がどこにあるのか分からなかった。現在駐車場になっている場所が何となくもとホームだったようにも見えたのだが、後から考えるとちょっと低すぎるし、違っていたような気もする。(右上写真)

ここから先は今までより草が深く生い茂り、進みにくくなってきた。

それでも何とか進んでいったが、だんだん路盤が高くなってきた。そして不意に行き止まりの柵に突き当たった。その先は道路になっていて、道路の先にまた路盤が続いていた。

ここから道路におりたかったのだが結構高かったし、足場が悪く、危険な気がしたので仕方なく色内駅付近まで引き返す。道路の向こう側の線路敷きに上るのもあきらめ、近くの道路を進む。この辺り道が入り組んでいて、坂も多く線路に沿って歩くのは大変だった。

やがて函館本線が近づいてきて線路敷きと合流していた。函館本線は跡から高架化されたようで、元は手宮線と並んで地上を走っていたようだ。その手宮線跡が高架化された函館本線のも脇に残っていた。

しばらく函館本線と併走して南小樽駅に至る。南小樽駅手前では、函館本線の上下線のほかにもう1線線路が残っていて、駅に入るところで途切れていた。これが手宮線跡であることは間違いなさそうだ。

南小樽駅は函館本線の西側にもう1本線路があった痕跡があり、ここが手宮線ホームだったようだ。

最後は暗くなってしまって写真がきれいに撮れていませんが勘弁してください。


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