一直線に続く線路跡 | JR用地の使用許可書。線路跡は農地などに利用されている。 |
そのまま残されている踏切 | 線路もほとんど残っている |
町中を続く線路跡 | 新しい道では踏切やレールは取り外されていた |
家並みを縫って進む | 線路敷きで写真展が行われていた |
結構大きな道でも踏切が残っている部分があった | 手宮線の説明標識まであった。これからも残していこうという意志が感じられる。 |
手宮駅跡から徒歩で線路跡を歩く。線路跡はかなり草が茂っている部分もあったが、何とか普通の服装でも歩ける程度のものだった。人が通った跡もあり、ここを歩く人は多いのではないかと思えた。ほとんどの部分でレールも残っていた。
線路敷きは家庭菜園などに再利用されていた。そしてこれは無断で再利用しているわけではなく、しっかり許可を取っているらしく、使用許可証のようなものが掲げてあった。その使用許可証にJR北海道とあり、この土地はまだJR北海道の土地となっているようだ。
許可を取って再利用していると行っても、使用料を払っているかは疑問で、ただもしくはかなりの安値で再利用してもらっているのではないかと思うのだが、経営の苦しいJR北海道が廃線になった土地をいつまでも所有していられるのか疑問でもあり、もしまだJRの土地なのなら小樽市が買い取るなどすべきのような気がする。
最近拡幅されたと思われる道路部分はレールも取り外されていたが、昔からの道は踏切警報機などもそのまま残っているところが多かった。
途中線路敷きで写真展が行われていた。実は小樽に来たのはこれが2回目なのだが、前回来たとき(1997年9月)にもこの写真展が行われていた記憶がある。
途中の道路脇に小樽市による手宮線の説明標識が立てられているのを発見した。これからも手宮線を残しておこうというように感じられ、うれしい限りである。