清水港線廃線跡調査 4

調査結果(2002-10-19調査)

宮加三地区入り口〜折戸

サイクリングロードが国道脇に出た地点には車両が残されている。この車両はもと清水市電の物らしい。 左写真と同じ地点。清水港線を走っていたと思われる客車も展示されている。
歩道と化した線路跡には旧三保駅まで3500mの標識がたつ。 途中の小川にも橋は残っていなかったが、線路跡とと思われるスペースは残っていた。
ここから三保に向かって大きく左カーブをとる。 折戸駅跡。構内跡はかなり広い。奥が三保方向。
折戸駅跡の公園。奥が清水方向。直ぐ隣は港である。 折戸駅跡を示す標識。

線路が国道により沿う地点にはごく短距離だが線路がのこり、腕木式信号機と共に車両が展示されていた。

ここから先の線路跡も道路脇のサイクリングロードとして生まれ変わっているが、今までの区間よりも整備に力が入れられている様子。歩道にしてはやけに広いのが線路跡の名残であろう。

少し進むと「旧三保駅まで3500m」という標識も建っている。標識はこの先500mおきに建っていて間違いなく線路跡を歩いていることを教えてくれるとともに、この先の所要時間が計算できて非常に有り難かった。

しばらく国道と並行して進み、三保への道路が分かれる直ぐ手前で港に沿うようにやや急カーブで三保へと向きを変える。そのカーブが終わったところが折戸駅跡だった。

折戸駅跡は公園になっていて、細長い敷地などは駅跡であることを感じさせるのに充分だし、駅跡であることを示す看板も立っていた。


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