清水港線廃線跡調査 2

調査結果(2004-11-21調査)

清水埠頭〜巴川口

浪漫間の裏手から線路跡が復活。奥が清水埠頭駅。 左写真の反対側(美保方向)。倉庫街の中へと入っていく。
倉庫街に入ってすぐの辺り。敷かれている砂利はバラスト跡ではないかと思う。 倉庫の裏を進む線路跡。(奥が清水方向)
倉庫の裏を進む線路跡。(奥が美保方向) 倉庫街を進む線路跡。(奥が清水方向)
倉庫街を進む線路跡。(奥が美保方向) 巴川の可動橋がかかっていた地点。奥が美保方向。
巴川にかかっていた橋梁の美保側橋台が残っていた。 巴川を渡っていた地点を国道の橋から見る。左手前の船がいる地点から橋が架かっていた。
巴川を渡った地点の未舗装道路との交差点。踏切跡に線路が残っているのが確認できる。 巴川を渡った先。巴川口駅があった場所は下水処理場になっていた。

清水埠頭を出た線路がどこを走っていたのか一瞬分からなくなるが、良く探すと浪漫間という建物の裏手から日の出町の倉庫街へと入っていく線路跡が発見できる。

浪漫間の裏手の部分は私有道路や駐車場になっていたが、倉庫街にはいると線路がはがされただけで砂利まで残っている線路跡が現れた。

線路跡の通る場所は倉庫の裏側となっていて、陰湿な空気が漂っている。ちょっとそのまま線路跡を歩くのははばかられる雰囲気。不法投棄禁止の看板が建っていたが、立ち入り禁止の看板はなかったと思う。それでも、そのまま線路跡を行くのは咎められそうな雰囲気だったので道路を通って迂回しつつ先に進む。

辺りは倉庫街のため、人の動きは少ないが、その分よく目立つ。一般の人が立ち入るような場所ではないので目立つ行動は慎んだ方がよいだろう。

倉庫街を500mほど進むと巴川に突き当たる。ここに現役時代は可動橋が設置されていたらしい。橋はすでに撤去されているが、美保側の橋台だけは現存しているのが確認できた。

橋を渡った場所の未舗装道路を横切る所では踏切部分だけが舗装されていて、線路が舗装に埋もれたまま僅かに残っていた。

川を渡った先に巴川口駅があったらしいが、その場所は下水処理場となっていた。処理場の中に公園があるようで一般人も一部区画に立ち入れるようだったが、時間が遅かったため処理場の中には入っていない。


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