正津川駅ホームから下北方向を見る。 | 正津川駅ホームから大畑方向を見る。 |
正津川駅の駅前広場の一角には公民館が建っていた。 | 正津川駅の駅舎跡と思われる部分。 |
川代からは、国道の旧道が海に沿って真っ直ぐに進み、国道から住宅地を隔てた山側を大畑線が平行して通っていた。
国道を走っていると住宅に阻まれて線路は全く見えない。
住宅地に目立った切れ目はないが、途中から大畑町に入る。大畑町に入ってすぐに正津川を越えるが、ここの橋梁は時間がなかったので未調査である。
正津川を越えた先に正津川駅があった。駅は国道から少し入った場所にあったが、入り口は比較的分かりやすかったと思う。駅舎は取り壊されてしまっていたが、広めの駅前広場とホームが残っていた。一角には公民館があり、駅前広場は公民館の広場を兼ねているようだった。
正津川から先も住宅地が続いている。
線路はそのまま真っ直ぐに進み、上野地区で左に70度ほどカーブして西に向きを変え、大畑駅に入っていた。
大畑駅の手前のカーブ前後は高架になっていて、道路とは立体交差しているのが確認できた。
終点大畑駅は大畑町の中心部にあった。駅舎は比較的小さな物だったが、駅前広場が整備されていた。駅構内は現役当時のまま保存され、レールも完全に残っていた。ホームは駅舎に面した1面だけだった様子。下北交通と書かれた車庫も残っていた。
ホームにあった看板によると、JASの社員有志が中心となって下北交通で使われていたキハ85を動態保存しているようだ。そのために構内は現役当時のまま残っているのだろう。時々運転が行われているようだ。ネット上で動態保存会のサイトも見つかった。(管理上ここからはリンクしません。検索サイトで探すかリンクページよりたどってください。)