日中線廃線跡調査 1

調査結果

喜多方〜会津村松

喜多方駅駅舎。 喜多方駅のホーム。ホーム手前の草むしている場所に日中線の線路が敷かれていたようだ。
磐越西線と別れていた場所。右奥に磐越西線が通っている。 左写真の反対側、熱塩方向。ここから路盤跡が遊歩道になっている。
遊歩道の案内板。SLの展示されている位置にある。 駅名票をかたどった遊歩道の説明板。
僅かの区間だけ線路が敷かれ、SLとディーゼル機関車が展示されている。 展示されているC11型蒸気機関車。おそらく日中線で活躍した機関車なのだろう。
蒸気機関車と共に展示されているディーゼル機関車。蒸気機関車と共にあると目立たないが、線路保守に活躍したのだろう。 遊歩道の脇には満開のしだれ桜が続く。

喜多方駅は観光地の駅という雰囲気の洒落た感じの駅舎で、人も多く賑わっていた。

1番線ホーム新潟よりの反対側、0番線位置にかつて線路が敷かれていたと思われる痕跡が残る。ここが日中線が発着していたホームである。

駅を出て数100m進むと磐越西線と別れて右にカーブする。路盤跡は磐越西線と別れてすぐの地点から日中線記念自転車歩行車道「しだれ桜散歩道」に姿を変えている。訪れたときは丁度桜が満開で最高の時期であった。空が曇っていたためにきれいな写真にならなかったのが残念である。

市街地をしばらく進むと路盤跡に蒸気機関車とディーゼル機関車が展示されている。ディーゼル機関車にラッセル装備が付けられていることが、雪の多い地域であることを感じさせる。

ここに遊歩道の説明板などが立てられている。「ふくしまの遊歩道50選」の標識も建っていた。

蒸気機関車が展示されている場所から先も桜に囲まれた遊歩道が更に続く。脇に道路があるので車で辿るのも容易である。


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