名寄本線廃線調査 18

調査結果

上湧別〜共進

上湧別から共進の間の路盤跡は畑に飲み込まれて判別困難。 共進駅の会ったと思われる付近。駅があったと思える証拠は何もない。
共進駅跡と思われる場所から中湧別方向を見る。どこが線路だったか全く分からない。 共進駅付近から開成方向を見る。奥の山にとりついて少し進んでから湧別川を渡っていた。

上湧別から先の路盤は農地に飲み込まれて判然としない。途中から山側にとりつくように進路を変えていて、山の手前の畑の中に共進駅があったはずである。

しかし、路盤が完全に失われていて共進駅跡もさっぱり分からない。おそらく神社にいたる道の鳥居より少し手前に駅があったのだろうと思うが、いまいち確信が持てない。

共進〜開盛

湧別川の橋梁が掛かっていたはずの場所。痕跡は見つけられなかった。 湧別川橋梁のすぐ下流には堰がある。
開成駅直前の路盤。木々の前に線路があったはず。 開成駅跡。線路跡は道路になっていた。奥の国道跨線橋が線路跡の証拠。

共進を過ぎると山の淵に沿うようにして進んだあと、湧別川を渡っていた。

山の淵を通っていた部分は、衛生センターに行く道路の脇を通っていたように思え、実際にそれらしいような痕跡もあったが、道路に飲み込まれたりしているのかいまいち線路跡と断定できない状態だった。

橋梁は川を横切る堰のようなものの100m程度上流にあったはずだが、痕跡を見つけることは出来なかった。

開成駅は国道の跨線橋の位置から駅跡を特定することが出来るが、ここも何も残されていない。線路跡は集落内の短距離だけ道路になっている。


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