名寄本線廃線調査 17

調査結果

中湧別〜上湧別

中土場川の橋梁。道路橋に掛け替えられた様子。脇に残っているのは旧い道路橋だと思える。 線路跡は立派な道路となっている。
チューリップ公園。中湧別から延びていた道路はここまで完成していた。 チューリップ公園の先の路盤跡はまだ道路化工事の途中の様子で未舗装状態だった。
上湧別駅跡。工場のある場所が駅構内だったのだろうか? 上湧別駅跡から中湧別方向を見る。道路とその両脇の草むらが駅構内跡のように思える。
上湧別駅駅前。かなり住宅が密集している。 国道から駅跡へと入る道には駅前通の標識が建つ。

中湧別から上湧別はずっと直線で、国道から少し離れた田んぼの中を走っていた。線路跡は道路になっていて、湧別から続いてきた道路を延長する形で上湧別へと向かっている。中土場川の橋梁は道路橋に掛け替えられたようだ。

道路は中湧別と上湧別の中間付近にあるチューリップ公園で一旦途切れているが、この場所にかつて北湧仮乗降場があったらしい。

チューリップ公園の先はまだ道路化工事の途中のようで、未舗装道路となっていた。

上湧別駅跡は、これといった駅跡を示すものは残っていない。駅前通の突き当たりにある工場の敷地がかつての駅構内だったのだろうか?駅前通り終点から中湧別方向を見ると空き地が広がっているので、これも駅構内跡だろうと思う。

また、国道から駅に入る短い通りには「上湧別駅前通」という標識がたっている。

駅前はそれなりに住宅が密集している。上湧別、中湧別、湧別それぞれにそれなりの規模の市街地が形成されているのが興味深い。


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