七尾線(輪島線)廃線調査 7

調査結果

能登市ノ瀬〜輪島

能登市ノ瀬駅のすぐ先の小川を渡る橋梁跡。保線用の板が残されていた。 左写真のすぐ先。右カーブの先で道路と川を渡る。
右上写真の場所から能登市ノ瀬駅方向を振り返る。勾配票が残っていた。 能登市ノ瀬駅の先にあった河原田川の橋梁跡。
河原田川の橋梁の穴水側橋台。道路を横切っていた踏切は無くなっていた。 河原田川の橋梁の輪島側橋台とその先に続く路盤。上を通っているのは県道の新道。
横地町へと渡る河原田川の橋梁跡。ここも橋桁は残っていなかった。 河原田川を渡って横地町にはいると道路化工事と思われる工事が行われていた。

能登市ノ瀬駅を出ると緩やかに左カーブしてから道路と河原田川を横切る。道路までの路盤を歩いてみると、駅からすぐの小川を渡る橋梁は橋桁は外されていたものの保線用に使っていたと思われる渡り板はそのまま残されていて歩行者が渡れるようになっていた。途中には勾配票も残る。

踏切部分は道路改修されていて、その先の橋梁も橋桁は外されていたが両側の橋台は残っている。また、川の先には田んぼの中を進む路盤跡が残っているのが確認できる。

このあとしばらく線路は川の西側を走るが、川が蛇行しているため横地町に入る際に再び川を渡る。県道の新道の橋のすぐ西側に橋梁跡が残っているのが確認できる。

横地町に入った先は、道路化工事と思われる工事が行われていた。ここから先は県道の新道がまだ作られていないため、県道に姿を変えることになるのだろうと思われる。

この辺りから周りに家が増え始め、輪島市の中心部へと近づいていく。線路跡も家などに遮られて道路から見辛くなるが、道路化工事が行われていたり他の用途に再利用されている場所も多いように見えた。


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