長倉線未成線調査 1

調査結果

茂木〜小井戸地区

茂木駅構内を車止めの位置から見る。 車止めの先。築堤が続いている。
道路と交差する部分の桁はかかっていない。 築堤上は背の高い草などはなく、歩くのには支障がない。
国道に突き当たったところ。川の向こうに築堤が続く。向こう側の橋台は残っていない。 国道に突き当たった部分の橋台。
築堤上から茂木の集落を見下ろせる。 左写真の反対側(長倉方向)。緩やかにカーブしながら民家の裏手を抜けていく。
民家が途切れる辺りで一旦路盤が道路に飲み込まれる。 路盤を飲み込んだ道路は切り通しを抜ける。
切り通しを抜けた先で道路の右側に路盤が現れる。(道路の右、花壇の向こうが路盤跡) 右手の山に沿ってしばらく進む。左手は田んぼが広がっている。
短い切り通しを抜ける。地元の人の散歩道として使われていた。(手前が長倉方向) 町道と交差する手前。町道と交差した先は路盤上に草がない。

茂木駅のホームの先は機回し線と思われる線路が合流して車止めとなっている。

車止めの先は道路を挟んで築堤が続いているのが確認できる。築堤は上り勾配になっていてどんどん高くなっている。

築堤上は背の高い草などはなく歩くことは容易だったが、途中の道路を跨ぐ部分には橋桁はかかっていない。

すぐに国道と川を跨いでいた場所にでるが、ここも橋桁はなく、かなり築堤も高くなっているために降りるのも大変。国道を渡ったすぐ先から築堤になっていて、暗渠のようなもので川を跨いでいたようだが、河川改修が行われたようで築堤の一部が崩されている。

川の先にも民家の裏手に築堤は続く。ここからは周りの地形が上り勾配となるために築堤の高さはだんだん低くなっていく。

この辺りの築堤上は草が茂っていて人が歩いた形跡はあまり無い。民家のすぐ裏を通っていて、しかも民家を見下ろす形になるため築堤上を歩くのはやめて道路を歩くことにした。道路からでも民家を挟んで築堤を確認できる。

茂木駅から1Kmほどで家並みが途切れ、路盤は道路に合流している。ここからは数100mは道路拡幅で路盤が飲み込まれていた。

切り通しを抜けると路盤跡が姿を現し道路の右手に別れていく。ここから先の路盤は地元の人の通路になっているようで散歩している人などとすれ違った。

右手はちょっとした崖のようになっていてコンクリートなどで固められていたようだが、それがはがれて崩れているような場所もあった。

ちょっとした切り通しを抜けると町道と交差する。ここまでは軽く草が茂っていて、そこに車の轍があるという状態だったが、町道と交差した先は路盤上に草はなく、車の往来がかなりあるようだった。


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