釧網本線斜里と標津線根室標津を結び、根室と北見を連絡する目的で建設が計画された。しかし、斜里から越川まで完成した直後に太平洋戦争が始まり工事中止となる。戦後の昭和32年、越川までは開業したが残りの区間は着工されず、昭和45年(1970)11月30日限りで廃止された。
途中の駅はいずれも小規模な駅で今ではほとんど残っていない。レールの残っている部分もないようだ。しかし、越川の先に国道と川を横切る第一幾品川橋梁(越川橋梁)というコンクリートアーチ橋が残されていて、廃線跡のシンボルとして取り上げられることも多い。
この地図はカシミール3Dと地球地図プラグインを使用して作成しました。また、USGS30秒メッシュデータと国土地理院地球地図データを使用しています。