幌内線廃線跡調査

  1. 岩見沢〜萱野
  2. 萱野〜三笠
  3. 三笠〜幌内
  4. 幌内〜幌内炭坑
  5. 三笠〜幾春別

路線概要

岩見沢駅から幾春別と、その途中の三笠で分岐して幌内までを結んでいた路線。建設目的は石炭の輸送であった。明治時代に官営幌内鉄道として建設され、北海道炭礦鉄道をへて明治39年に国有化された。

昭和47年に三笠〜幌内間の旅客営業が廃止されて貨物線となり、その後炭礦閉山に伴って昭和56年に三笠〜幾春別間の貨物輸送が廃止、JR化後の昭和62年7月に全線廃止となった。

停車場一覧
駅名 読み 駅間距離(Km) 累計距離(Km) 開業年月日 廃止年月日 備考
岩見沢 いわみざわ - 0 1884-08-15 1987-07-13 函館本線接続
栄町 さかえまち - ? 1980-10-11   仮乗降場として開業 1987年駅に昇格
萱野 かやの 6.3 6.3 1913-09-11    
三笠 みかさ 4.6 10.9 1982-11-13   開業時は幌内太(ほろないぶと)
1944年に三笠に改称
             
三笠 みかさ - 0 1882-11-13 1987-07-13  
幌内住吉 ほろないすみよし 1.2 1.2 1950-01-20   仮乗降場として開業
開業時は住吉(すみよし)
1951年幌内住吉に改称
1958年駅に昇格
幌内 ほろない 1.5 2.7 1882-11-13   貨物駅として開業
1883年一般駅に変更
1972年貨物駅に変更
             
三笠 みかさ - 0 1888-12-10 1987-07-13  
唐松 とうまつ 3.9 3.9 1929-12-15   貨物駅として開業
1930年一般駅に変更
弥生 やよい 2.0 5.9 1948-01-25   仮乗降場として開業
1951年駅に昇格
幾春別 いくしゅんべつ 1.3 7.2 1989-02---   開業時は郁春別(いくしゅんべつ)
1989年5月幾春別に改称

調査概要・今後調査される方への情報

2010年7月25日調査

13時に岩見沢から調査を始めて、調査を終わったのが18時前くらいです。駅数からすれば十分な時間があると思っていたのだが、見込みが甘かった。三笠〜幌内炭坑で時間を使いすぎて、三笠〜幾春別間が駆け足の調査になってしまった。

三笠駅跡および幌内駅跡の三笠鉄道村は見応え十分です。十分時間をとって堪能してもらいたいと思います。幌内炭坑も時間があればもっとゆっくり見たかったところです。

主要参考文献


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