岩日北線廃線跡調査 3

調査結果

4月1日調査

周防深川〜下須川
道念トンネルの先の第2宇佐川橋梁で国道を乗り越す。 第1小山トンネルを抜けそうづ峡温泉へ。
第2小山トンネルを抜けて第3宇佐川橋梁で再び国道を乗り越す。 下須川駅予定地。交換駅ではないと思われる。奥のトンネルが第1須川トンネル。
下須川駅予定地より錦町方を見る。すぐ先に第3小山トンネルが見える。

周防深川駅予定地を出ると短い道念トンネルを抜け、国道と川を乗り越して左手の山側に移る。そして第1小山トンネルを抜けるとそうづ峡温泉にさしかかる。せめてここまでは開業させられないかと検討したらしいが、温泉地といってもあまりにぎわっているようには見えなかったので、たとえここまで開業しても利用はあまり無かったような気がする。

第2小山トンネルを抜けて再び国道と川を乗り越して右手に移り、1.6Kmの第3小山トンネルを抜けると下須川駅予定地である。すぐ先は第1須川トンネルで、トンネルに挟まれた場所が駅になる予定だったらしい。

この下須川駅予定地は国道のすぐ脇にあり、すぐに見つけることができた。国道から線路をくぐった山側に空き地があり、ここに駅舎等ができる予定だったのではないかと考えられる。信号機の台座のようなものがあったが、行き違いの設備はなく、トンネル間の距離からしても行き違い駅にする予定だったことは疑わしい気がする。

下須川〜高根口
第1須川トンネルから第3須川トンネル(左の木の右にちらっと見える)までの有名な区間。 左写真と同じ場所。真新しい高架が続いている。(奥が六日市)
第1須川橋梁と第3須川トンネル入り口。 高根口駅予定地付近の盛り土高架。盛り土といっても下部はコンクリートで固められたしっかりした作りである。
高根口駅予定地。駅予定地と分かるものは見あたらなかった。奥に第3須川トンネル出口が見える。(奥が錦町) 第3須川橋梁と六日市トンネル入り口。
第3須川橋梁と六日市トンネル入り口を見上げる。 錦町営バスのバス停。奥の橋梁が第3須川橋梁。(右手が六日市)

下須川をでてすぐに第1須川トンネルに入る。このトンネルを抜けた地点から須川橋梁、第2須川トンネル、第1須川橋梁と続き、第3須川トンネルへとはいる。この地点は岩日北線の中でも象徴的な場面ではないかと思われる。

この地点は国道の旧道沿いだが、国道のトンネル(須川トンネル)に入る前の川の手前の道を曲がるとすぐである。 

第3須川トンネルを抜けると高根口駅である。駅予定地付近の路盤に上ってみたがはっきり予定地を示すものは見あたらなかった。路盤脇のフェンス?が途切れている部分があったのでそこが駅の予定地だったのではないかとも思える。(このフェンスは後で付けられた可能性が大きい気もするが)

高根口駅を出ると第3須川橋梁で国道と川を乗り越して六日市トンネルに入る。六日市トンネルは延長4.7Kmで大将陣という山を一気に貫いている。完全に完成し、六日市に抜けることができるようであるが、当然入り口は封鎖されていた(といっても金網なので完全ではないが)。

ここから六日市に抜ける道路は少し北に行ったところから県道があるにはあるが山越えの狭い道であり、もしこの路盤をバス専用道にするならこのトンネルを抜けて六日市まで行って欲しいという気がするが、おそらくそこまでは無理だろう(トンネルの直前まで舗装されているのが気になるが・・・)。このトンネルは今後も使い道のないまま過ぎ去っていくことと思われる。


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